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地域の課題を知る

健康寿命と平均寿命の差を
短くして、
最期まで健康に

「人生100年時代」と言われています。
しかし、だれもが健康な状態で長生きができるとは限りません。
介護が必要な期間を長く過ごす方もおられます。
「死ぬまで健康でいたい」。だれしもそう願っているのではないでしょうか。
伊賀市社協では「伊賀市の健康寿命と平均寿命の差の減少」を目指し取り組みを進めていきます。

どんなことが健康寿命を
縮めてしまう?

  • 健康寿命を縮めてしまう原因 01

    「孤独」は死亡リスクを高める

    「孤独」は健康にとってマイナス要因となっています。アメリカのブリガム・ヤング大学の研究によると、死亡リスクが高まる率として、「社会的孤立」が1.29倍、「孤独感」によるものが1.26倍、「一人暮らし」が1.32倍という結果が出ています。
    国立社会保障・人口問題研究所によると、生涯未婚率は、男性で23.4%、女性で14.1%となっており、その数値は年々増加しています。また、2015年の国勢調査によると、65歳以上の男性8人に1人、女性5人に1人が一人暮らしという状況があり、一般世帯の32.6%が単独世帯となっています。伊賀市では、総世帯数33,588世帯のうち27.8%にあたる9,362世帯が単独世帯となっています。

    死亡リスク(倍率)
    健康寿命を縮めてしまう原因 01のグラフ
  • 健康寿命を縮めてしまう原因 02

    睡眠は短すぎても長すぎても
    死亡リスクが高まる

    40~79歳の10万人を対象に、10年間にわたって追跡調査した名古屋大学の研究で、最も死亡率が低かったのは睡眠時間が7時間の人たちという結果が出ました。睡眠時間は長すぎても短すぎても、脳卒中や心臓発作などの心血管疾患のリスクを高めます。

    睡眠時間と相対的死亡危険率(6年後の死亡率)について、研究があります。睡眠時間が6.5〜7.4時間の人の死亡危険率を「1.0」として、相対的死亡危険率を数値化されています。
    (一般社団法人日本看護学校協議会共済会 2002年)

    健康寿命を縮めてしまう原因 02のグラフ
  • 健康寿命を縮めてしまう原因 03

    毎年5万人が「運動不足」で
    死亡している

    運動する機会が少なくなると、体内に脂肪が蓄積しやすくなり、糖尿病や脂質異常、高血圧、骨粗しょう症、がん、動脈硬化などのリスクが高まります。

    出典)THE LACET 日本特集号(2011年9月)
    日本:国民皆保険達成から50年「なぜ日本国民は健康なのか」

    2007年の我が国における危険因子に関連する
    非感染症疾病と外因による死亡数
    健康寿命を縮めてしまう原因 03のグラフ
  • 健康寿命を縮めてしまう原因 04

    低栄養によって、
    死亡の危険度は1.5倍に

    東京都健康長寿医療センター研究所によると、低栄養状態が続くことで、心筋梗塞や狭心症など心疾患病による死亡リスクが増大するそうです。
    また接種するエネルギーが不足することで、本来であれば身体をつくるために使われるたんぱく質が、エネルギーの不足分を補うために使われるようになります。その結果、血管が弱くなり動脈硬化や免疫力の低下から感染症にかかりやすくなったりします。

    低栄養は死亡の危険度が大きい
    健康寿命を縮めてしまう原因 04のグラフ

当事者エピソード

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家でゴロゴロの結果、寝たきりに

孝さん(仮名 67歳)は、長年働いた会社を60歳の定年で退職。仕事一筋で特に趣味もなかったため、退職後は家でゴロゴロし、外出することも少なくテレビを見ながら過ごす日々が続きました。そんなある日、家の中でちょっとした段差につまずき転倒。足を骨折、入院することになってしまいました。
入院先のドクターからの説明によると、身体を動かすことが少なかった孝さんはこの数年で体重が減少しており、筋力も低下し、外出が少なかったことで骨も弱くなっていたとのことでした。
入院生活で更に筋力は衰え、寝たきり状態になってしまいました。「こんなことなら何か趣味を見つけて外出する機会を増やしていくんだった…。」と、うなだれるしかありませんでした。

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食生活の乱れで半身麻痺に

お酒と揚げ物が大好きな秀男さん(仮名 65歳)は、55歳のときに心筋梗塞で倒れました。心臓に酸素や栄養分を送る冠動脈3本の血液がドロドロで、90%以上詰まってしまっていたそうです。手術の結果、一命を取り留めたものの、九死に一生を得たという状況でした。
一時は反省し、お酒の量を減らしていたものの、手術から1年が過ぎるころにはお酒を飲むようになっていました。それから3年、今度は脳梗塞を発症し、半身麻痺になってしまいました。
更には、脳血管性認知症を発症し、物忘れなどの記憶障害が起こるようになってしまいました。

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近年、スマートフォンやパソコンの使用時間が長く、
質の良い睡眠がとれない人が多くなっています。
質の良い睡眠の不足は高血圧や糖尿病、
動脈硬化といった生活習慣病の原因になるとも言われています。

「最期まで健康で自分らしく暮らしたい」と願う人は多いのではないでしょうか。

みなさん一人ひとりが取り組めることがあります。
自分の健康、みんなの健康のために一緒に取り組みませんか?

なぜ起こる?

健康寿命に影響する原因としては、さまざまな要因が考えられます。
  • 社会参加が少ない

  • 定期的に健康診断に
    行っていない

  • 運動することが
    習慣になっていない

  • 過不足なく栄養が
    取れていない

  • 「口腔ケア」が
    できていない

どう解決する?

たとえば、このような取り組みを
行っています

  • 介護予防拠点強化活動

    サロンやコミュニティビジネスの開催頻度や拠点を増やすことを応援し、要介護状態になることを予防していきます。

  • ご近所見守り活動

    人付き合いが苦手だったり、病気等の理由で地域に出にくい方への見守りや声かけ等を学び、見守り活動ができるようにします。

  • 福祉有償運送などの推進事業

  • 介護予防・転倒予防教室


これから、このような取り組みを
行う予定です

  • 定期健診の推奨

  • ラジオ体操交流活動

  • 情報提供・相談体制の充実

  • 住環境整備の情報提供・相談

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伊賀市社会福祉協議会は、地域の課題を解決するために様々な取り組みを行っています。
ぜひ、ご寄付という形で私たちの活動を支えてください。

ボランティアで支える

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    地域交流支援

    健康や趣味活動、人との交流などを目的として、地域では様々な活動が行われています。ふれあい・いきいきサロンやラジオ体操などでの活動があります。

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    地域食堂支援

    孤立や孤食に向けた取り組みである地域食堂(子ども食堂)や高齢者への配食サービスの活動では、調理、配達、準備などの活動があります。

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    高齢者支援

    少子高齢化が進む中、一人暮らし高齢者も多くなってきています。電球交換や草刈り、清掃、話し相手など、助け合いの活動があります。

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    外国人支援

    日本語での会話が困難であることや情報が届きにくい外国人住民を支える、やさしい日本語や通訳、翻訳などの活動があります。

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    ヘルパーステーション中部(ホームヘルパー)

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