に、「身元保証人」「身元引受人」「連帯保証人」を求められます。家族がいて良好な関係ならば、家族が引き受けることで解決できるかもしれません。しかし一方で、たとえ家族がいたとしても、頼るべき家族が高齢であったり遠方に住んでいる等、病院、施設、家主、事業所等が示す保証人の要件に当てはまらず、入院、入所、入居、就労等ができないことも起きています。
伊賀市社会福祉協議会では、日々市民から、保証人あるいは保証金が自分で確保できないために入院、入所、入居、就労等で不利益を被り困っているという相談を受けてきたことから、解決方法を提案するため「保証プロジェクト」を立ち上げています。プロジェクトでは、主に入院、入所、入居、就労で求められる「身元保証」から、関連する「終活」や「死後事務」等も視野に入れ、従来の「人」あるいは「お金」に頼った「保証」だけではなく、地域住民や様々な機関・団体・事業者等と連携し、「地域の支え合い(しくみ、機能)」により、「保証が得られないことで被る不利益」を解決していくことを提案していくことを目指しています。
このたび、伊賀市社会福祉協議会が考える「保証機能」をまとめた報告書を作成しました。これを機に、伊賀市社会福祉協議会の取り組みや構想が様々な立場の方に届き、「保証」の課題の解決に向けた動きが生まれることを願います。
〇保証プロジェクト報告書(2020年3月)
〇『保証』に関するアンケート結果報告書(2020年3月)
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