MENU

  • 寄付する

  • サービスアイコン

    サービスを
    利用したい

活動レポート

Report

新型コロナウイルス ワクチン接種
「希望しても接種できない」


新型コロナウイルス感染症の予防にはワクチン接種がとても有効です。しかし、障がいのある人の中には異なる環境では体が緊張してしまい、接種できない人がいます。保育の現場で働く、保育士の方等も若いために主治医を持たない人が多く、接種できない人が多くいました。また、福祉の現場で働く職員の家族、外国人の通訳に従事している人たちやその関係者も同じように不安に感じていました。


そこで、こうした課題を解決するために、伊賀市社会福祉法人連絡会(市内15の社会福祉法人が参加)や市内外の医師や看護師、薬剤師に協力を呼び掛けました。その結果、9月12日から11月1日まで、のべ5日間、およそ1,000人を対象に伊賀市総合福祉会館でモデルナワクチンの職域接種を行うことができました。


障がいのある人のご家族からは「こうした機会を持って頂いたので、接種することができました。これで安心できます」というお声や、保育士からは「不安でいっぱいでしたが、やっと接種できました」、ホームヘルパーからは「接近して介護することが多いので、これで安心して支援できます」などのお声を頂きました。

 

ワクチンの職域接種を行うことはできましたが、ワクチン接種の場所が遠いため、一人で行くことができないなど、ワクチン接種の問題は他にもあります。今後も、少しでも感染の予防をして、このコロナ禍を乗り越えていくことができるように取り組んでいきます。

一覧に戻る