第7章ボランティア参加の心得
参加にあたっての心構え
1.家族の理解の元で参加することを心がけましょう。
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2.家族との連絡は、可能な限り一日一回取るようにしましょう。
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3.ボランティアセンターの状況にもよりますが、自分の食料や寝る場所は自分で準備・確保することが原則です。
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4.自分の健康管理に気をつけ、無理をしないようにしましょう。
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5.ボランティア保険に加入するよう心がけましょう。
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6.少なくとも帰りの交通費を活動の終了まで確保しておきましょう。
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7.被災地までの交通機関の復興状況をよく確認しましょう。
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8.装備の上で必要なものについて事前に確認が必要です。
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活動に際して準備すべき物
1.金
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17.寝袋・ビニールシート
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2.身分証明書
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18.簡易テント
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3.保険証写し
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19.軍手
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4.下着
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20.ロープ
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5.タオル
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21.ゴミ袋
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6.雨具
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22.ビニール袋
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7.運動靴(厚底)
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23.防水シート
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8.ヘルメット
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24.携帯電話
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9.食料(3日分程度)
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25.テレホンカード
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10.食器セット
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26.携帯ラジオ
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11.クイックコンロ
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27.マスク、防塵めがね
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12.水筒、水
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28.救急キット
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13.缶切り、栓抜き、ナイフ
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29.地図
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14.ライター
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30.筆記用具
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15.ティッシュ、トイレットペーパー
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31.洗面具
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16.懐中電灯
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これらは、3日程度の活動を想定した装備です。被災地の状況や季節によって内容を変更します。
活動に際しての心構え
1.被災者の自立的復興支援が活動目的であり、「被災者は無力」
というとらえかたで、支援する側の一方的な活動を行ってはいけません。
2.支援は、受ける人々の人種、信条あるいは国籍等に関係なく、いかなる差別もなく行われなければなりません。
3.被災地でのボランティアとして基本的なマナーを守りましょう。
(1)ボランティアだからといって、好き勝手な行動はできません。責任を持って自分の役割を遂行しましょう。(2)自分だけの思いこみで勝手に行動しないことが大切です。
(3)一つひとつ指示を待つのではなく、自分の役割をよく理解し行動することが必要です。
(4)被災地や被災者に負担をかけない、自己完結であることを原則としましょう。
(5)自分が被災地にいることを十分認識し、言動に注意しましょう。
4.活動中に知り得た被災者のプライバシーは保護しなければなりません。
5.必ずメモを持ち歩き、常に新たなニーズ等を書きとめ、活動に変更が求められる場合には、活動のリーダーや災害時のボランティアセンターに、報告、連絡、相談を心がけましょう。
6.自分の健康状態や疲労度に関わりなく活動を行うのではなく、活動時間を決めてこれを遵守する事が大切です。
7.被災者との関わりをはじめ、多くの人間関係の中で、様々な思いや課題を自分だけで受け止めてしまうのではなく、ミーティング等の場でできるだけ報告するようにしましょう。 |