私たちの活動について

 

伊賀市災害ボランティアセンター(以下、「本センター」という)は、災害時における被災者支援活動はもとより、日本各地で発生する大規模災害への支援活動に取り組み、平常時においても「災害に強いまちづくり」をめざして活動する常設型の組織である。

災害ボランティアセンターは、災害時において必要とされる「災害ボランティア活動」をコーディネートする機関である。
災害ボランティア活動は、「被災者の日常生活への復旧支援」を目的に展開される活動である。具体的には災害時に被災者支援活動を直接的に行うことだけにとどまらず、被災者支援やボランティア活動のための資金の募金活動および協力、さらに平常時における訓練等を通した啓発活動等で、関係機関と連携を深めることも含まれる。

ボランティア活動は、「自発性」、「社会性・公益性」、「無償性」などの原則が挙げられるが、それらの原則を支える前提は「相手の気持ちに寄り添い、その思いに共感をすること」である。
よって、災害ボランティア活動は、被災者の気持ちに寄り添い、その思い(被災者の依頼や相談)に共感し、自由で柔軟な対応を行うという視点に立って活動を行う必要がある。
災害ボランティア活動を行うにあたり、被災地の要請等を軽視するような活動や行動は慎まなければならない。
特に、ボランティアの「やりたい気持ち」だけで行動をしないように気をつけなければならない。
また、ボランティアの健康・安全が確保され、無理のない範囲で参加できるものでなければならない。