資料コーナー
資料2:「三重県地域防災計画」に掲載されている地域ボランティア情報センターの概要:
〜 以下、掲載内容 〜
第4節 ボランティアの受入体制
○参加したボランティアの善意が効果的に活かされるよう、行政、ボランティア関係機関、災害救援ボランティア・グループ等の連携により、ボランティアの円滑な受け入れ体制を確立する。
第2項 対 策
■共通事項
1 地域ボランティア情報センターの設置 |
大規模災害発生時に地域内外からボランティア(一般、専門職)を円滑に受け入れるために、 被災地内外に、原則として地方部単位の広域で、「地域ボランティア情報センター」を設置する。
(1)構成機関 |
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地方部(救援対策部門)、市町村災対本部、日赤救護ボランティア、市町村社会福祉協議会及び地域内外のボランティア等が相互協力のうえ一体となって行う。 「地域ボランティア情報センター」の概念図

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(2)機 能 |
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災害救援ボランティア活動に関する地域の一元的な情報センターとして機能する。また、市町村単位の現地のボランティア・センターの設置状況に応じ、これらのセンターに対しての情報提供や、センター間の広域的なコーディネート、人員配置、対外的な広報活動等を行う。 |
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ア・ボランティア(一般、専門職)のコーディネート |
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イ・ボランティア(一般、専門職)の活動支援 |
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ウ・関係機関との連携等 |
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エ・その他ボランティア(一般、専門職)活動に関する庶務など、平成10年度に県が開設を予定している市民活動支援セソターは、災害時において「地域ボランティア情報センター」の県センターとして機能する。 |
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●県が実施する対策
1.ボランティアの受入体制の整備(生活部、健康福祉部) |
(1)県災対本部内に救援対策部門を設置し、社会福祉協議会や日本赤十字社を中心に地方部と連携しつつ、ボランティアの円滑な活動が図られるよう受け入れ体制を整備する。
(2)県地方部内に救援対策部門を設置し、市町村や民間団体と連携しつつ、被災地のニーズの把握及び救援情報の提供システムによるボランティアの受け入れ体制を「地域ボランティア情報センター」に整備し、ボランティアの必要な地域での効果的な活動を促進する。 |
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2.災事救援ボランティアに対する対応(生活部、健康福祉部) |
災害時におけるボランティア活動の支援にあたっては、ボランティア活動の自発性、災害救援活動の自己完結性を考慮する。また、災害救援ボランティア・グループや登録された専門職ボランティア等については、平常時からの連絡体制や派遣手順に基づいた協力を得て行う。 |
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■市町村が実施する対策
1.ボランティア受入体制の整備 |
(1)関係機関との相互協力により、原則的には市町村単位で「現地ボランティアセンター」を設置し、「地域ボランティア情報センター」との連携を図りながら、地域内外からのボランティア(一般、専門職)を円滑に受け入れる。 |
(2)機 能 |
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ア・被災地におけるボランティアニーズの把握、ボランティア情報の広報 |
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イ・「地域ボランティア情報センター」との連絡調整 |
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ウ・ボランティア受入れ、被災地での活動の支援
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エ・その他ボランティア(一般、専門職)活動に関する庶務 |
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2.市町村地域防災計画で定める事項 |
(1)実施責任
(2)ボランティアの受入体制の整備
(3)その他必要な事項 |
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■その他の防災関係機関が実施する対策
1.ボランティア受入体制の整備
(日本赤十字社三重県支部、三重県社会福祉協議会等) |
(1)日本赤十字社三重県支部 |
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ア・日本赤十字社三重県支部内に対策本部を設置し、職員を県災対本部へ派遣する。 |
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イ・「地域ボランティア情報センター」からの要請により、同センターへの赤十字救護ボランティアの派遣を要請する。 |
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ウ・「地域ボランティア情報センター」を中心に、ボランティアのコーディネート、活動支援等を県地方部救援対策部門等と協力して担当する。 |
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(2)三重県社会福祉協議会 |
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ア・県社会福祉協議会、県ボランティアセンター内に対策本部を設置し、職員を県災対本部へ派遣する。 |
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イ・「地域ボランティア情報センター」からの要請により、同センターヘ職員を派遣及び市町村社会福祉協議会、市町村ボランティア・センターヘ「地域ボランティア情報センター」への職員及び登録ボランティアの派遣を要請する。 |
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ウ・「地域ボランティア情報センター」を中心に、ボランティアのコーディネート、活動支援等を県地方部救援対策部門等と協力して担当する。 |
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<< 出典 三重県地域防災計画 震災対策編 101ページ〜103ページ >>
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