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平成11年7月9日

伊賀広域震災ボランティアフェスティバル
実行委員会反省会

午後7時から  県上野庁舎4階 中会議室


中村: 震災を切り口とした民間主導のイベントで、県民局が協力してくれたのも初めての試み。ネットワークの再確認であったり、新しくつながった部分もあった。せっかく開催できたものを、今後も災害ということで、よりプラスになるよう、検証したい。全体を通して、どのような形でイベントが行われたのか、前日から市行政からテント6張り、イベント用の小さいものを2張り、天理教のひのきしん隊さんや隊友会さんに御協力してもらった。当日は、炊出しの準備等で6時ごろから。みんなが集まり出したのは7時ごろ。炊出しは300から350で用意。企業や個人から材料の提供があった。食器は約400食ほどの買い出しをした。途中、追加や残り食材で自衛隊さんに野菜炒めなど作ってもらった。予想以上の追加。プラス缶詰の提供があり、好評だった。残ったものは参加者で分けた。各イベントブースでいろんな企画を同時進行で行なった。お祭りと災害シュミレーション。シュミレーションでは、災害図上訓練をDVNET松阪さんにしてもらいました。後で報告を御願いします。初めての試みで、インターネットを使った情報シュミレーションで、ずっと情報発信をした。将来につながるような成果があった。バイク隊では、日本救難バイク隊さんと大阪からも参加してもらい、プラスになった。広報では、5月半ば、地元で記者会見。全国紙の地方版に記事として載った。5月半ばから伊賀上野ケーブルテレビで告知。6月にはいってから県庁で記者会見.県版で取り扱ってもらった。地元では上野市の西部地区で回覧してもらった。婦人会でも。自主防災組織としてもなかなか訓練できないというお問合せをいただき、ご紹介させてもらって参加してくれた。バイクボランティアの参加では、バイクの販売所を通じて、声をかけさせてもらった。社協の情報誌でも告知。インターネットでも告知。参加者は、関係者が120人、一般が150人、大まかな集計の結果です。会場が広域で、駐車場や会議室を使ったところから見ると、動員としては寂しいものがあった。今後はどのような動員のかけ方がいいのか、課題。県では、市民活動、行政の施策でもそうですが、事業を実施したらその評価をする、何でもしたらいいというのではなく、成果と社会的な影響の評価システムを、行政と市民活動団体がするイベントや事業の数値としての評価を、今後のためのステップアップの目標としてするのがあるが、今回のフェスティバルのいろんな成果と課題を残しておきたいと考えます。各セクションを担当してもらった皆様から、今回参加してくれた感想と、今後の提案等を、関わった形の報告でお願いします。成果と課題は後ほど、議論したい。
乾: 情報シュミレーション担当。
当日は2階から一歩も動けず、全体の概要は分からない.本部との無線連絡のみ.災害の情報シュミレーションの取り組みを初めから決めていたので、全体はどうあれ、することが決まっていたので、それだけをやった。成果は、第一に上野のサーバーを使った情報発信のみではなく、県のNPO質にも置くと言う事で画期的だった。その後、災害対応にも変わり、良かったのでは。三重県の災害情報などが率先してやってもらえるのが最大の成果。動員は少なかったが、ホームページを通じてみてくれてた人が多く、何千人という全国の興味のある人がそこに参加をしたということで、全国に広がって、1つの効果だといえる。メールと掲示板、ホームページで情報発信。顔の見えない状況での情報発信は当てにならない。顔の見える日ごろからの付き合いが大事。掲示板は、当日100、現在は300くらい。終わってからのほうが大変。災害関係者からの検証などが多くきた。全国からのご指摘内容を参考に、今後に備えたい。札幌で同じ活動をしたいというものもあり、全国的に広まった。ホームページについては、当日、その場での情報を提供。見るだけだが、してることが全国どこからでも見られるということで、ある意味での成果があった。素人のレベルで情報発信をどうするかというものだったが、少しかじったくらいの人であれば誰でも参加できそう。今日の皆さん方の反省も含め、検証のページを作り、発信と思ってる。またのぞいてください。
堀端: 当日は、松阪から7人くらいの参加。到着が遅れ、9時ごろ着。会場に張り付いていて外に出られなかった。図上訓練では、本来地図をみんなで囲み状況付与を書き込んだが、今回は前もってみんなに伝え、参加者は少なかったが3つのグループ7人ずつくらい、地元の災害コーディネーターだった人が、ポストイットで書き込み発表。3つのグループの中でも、日ごろからの付き合いのある仲間の参加と市民参加のテーブルとの温度差が激しかったので、今後の検討課題。いい経験。図上訓練のやり方のアレンジなど大事だと思った。
野呂:当日、司会進行。7階にずっといて、お昼も食べられなかった。従来の図上訓練から情報のキャッチボールという形。ホームページから情報をリアルタイムで入れてもらった。地域別、名古屋、地元伊賀、大阪の9パターン、インターネットが3パターン、頭真っ白になったが勉強になった。ホワイトボードを使って、共通の情報をホームページのように使った。ポストイットを使い、言葉で伝えるより、書いて張り伝えるのが口伝えよりも良かった。地図は極力使わなかった。大きな地図を使い、参考資料とし、情報をどのようにやり取りし、コーディネートするのかを進めた。ヘリで東京から2人送るという情報が入り、困ったのもいい経験。
佐藤: 訓練目的が中継基地をどのように考えるか、地元のボランティアセンターの立ち上げ。情報をいかに操作するのか。インターネットとホワイトボードを共通と捕らえ進めようとしたが、ゲームとしてのツールの使い方が判りにくかったと思う。温度差としては鳥の目と虫の目といわれるが、本当。各テーブルに伊賀地域を中心とした地図を用意したが、図上訓練として使ったのは震源地を書き入れたぐらいの使いかただけ。呑み込めてなかったと思う。情報が大事というのを頭で分かってるだけだった。簡素にしてなるべく分かってもらおうと思ったが、何が出にくくて、どう言うものが出てくるかがわかったが、参加者を絞って状況付与を出せる方向で考えていく。
藤谷: 初参加。訓練としては良かった。イベントとしては寂しい感じ。自衛隊、警察、消防署が来てても、担当者が手持ち無沙汰だった。次は動員をかける、市の広報だけでなく、直接個々の団体に動員をかけ、たくさんの人が来てくれるように考えたらどうか。
吉田: 災害のモニターとしてやったので、良かったと思う。手持ち無沙汰というのもあったが、一つ一つ解決していけばいい。他の市町村の訓練ともかねていけば動員も増えると思う。ボランティアだけとなると人の集まりが寂しい気もしたが、他と合同ですると大勢の人の参加ができるのでは。
中村:消防の救急法では待ってるだけで気の毒だった。
森西: 画期的だったと思う。たくさんの機関が集まったのは他にないので、良かった。上野庁舎を使ったのも、初めての試みだったので、良かった。ぜひこう言うことをやってもらえるなら、鈴鹿や松阪でも庁舎の開放を、この経験が行政でも対応できたらいい。行政も重い腰が上がった。いいきっかけ。開催日の決定について、地域の市町村の他団体のイベントと重なっていたとの事で、これから連携をとっていけばと思う。
中村: 県の協力もあったので、自衛隊も来てくれた。窓口になってもらえたので今までよりも踏み込んだパートナーシップが取れたと思う。それまでになかった関係で進めた。今後、いろんな市民活動の動きが県と一緒に進めれるスタイルが起こりうる中で、民間でもそれをうまく使う、責任を持つという、大きな課題もできた。いい意味でも悪い意味でも参考になる。上野庁舎を使ったことは画期的だった。ご苦労もあったと思う。
畑中:つかえない庁舎を使ってもらい、出店について、県民局からは無線設備を。フェスティバルということで体験型の出展ではなかった展が反省。自主防災組織などにも声かけし、見てもらったら良かったと思う。個人的には、図上訓練に初参加し、ポストイットでして、限られた時間、限られた情報でという展であせった。なかなかない経験だったので勉強になった。狭い分野にのめりこんでいく状況にあったので、もっとネットワーク、連携を取る考え方を行政も取り入れたい。
野呂: 出展が魅力的でなかったと反省。ビデオカメラを持って映像を保存しました。市街地から離れている点でイベント会場としては難しい場だったのかと思った。PR的な活動をすべきではなかったかと反省。どこまでするのかの整理もつかなかった。
中村: イベント会場としては近いようで市民には遠いというのを感じた。どんどん利用できる仕掛けをと思った。無理やり遣わせてもらう立場としてはご迷惑もおかけしたと思う。同様に市民活動の一角に会場として遣わせてという話には、ものによっては前向きに検討してほしい。
岸畑: 地震体験車、伊勢湾台風、テントの展示。体験車は120人くらいが参加。パネル展にはどれくらいの人がいたのか分からなかった。図上訓練にも参加。段取りが遅れ時間が足りなく、残念。人がだんだん減っていったのも残念。豆知識の用紙もたくさん余らせて悪かった。
中村: 従来の県行政のスタイルと今回のスタイル、進め方など全く違ったと思うが、両方に活かせる点があれば、新しいものを作れるかと思うので、議論してほしい。
冨澤: 参加者、少なくて寂しかった。せっかく来てもらった関係者にも申し訳なくPRも反省。今後は関係団体が関係機関と関わってできたことがスゴイと思うので良かった。庁舎を使う点では、そんなことができるのかと思ったが、庁舎管理担当にとっても初めてのことで責任者として考えてくれたと思うが、結果的にはみんながつながれたのでプラスは十分あると思う。勉強になった。子供が参加したが、投てきやほのぼの明かりや地震車など、楽しそうだった。事務所があるので気も使ったが、参加する側としてはもっと楽しんで、すれば良かった。全部いい経験だったと思う。
中村: 初めて使う庁舎の段取りに奔走してもらったと思うが、曲がりなりにも実際にやれたので良かった。
南部: 初め、中村君が成功することより失敗する、でもそれがいいといったが、天気、準備等良かったが、人が来なかった。何があかんかと考えたら、道が不便なところへわざわざ来ることが少なかったんだと思った。見えない参加者が多かったと乾さんから聞いて半分良かったと思う。ほのぼの明かりはずっといてくれて忙しかった。伊賀の人と交流したし良かった。フリマの収益が2万6千近くあった。場所はもっと分散しても良かったのでは。もっと地域の人が寄ってくれたかも.ここだけ、と言うのはやりやすいがもっと便利な場所、というのも大事。親子の参加も多かったし、災害のもの、だけではなく、家庭のあり様、子供の教育等、いろんな側面もあると思った。人間ウォッチングが楽しかった。
中村: 場所の問題は大きかった。なぜ今回この場所かというと、伊賀の中で緊急時に人物が一箇所に集まるところを今から検討するという点で、ここだった。分散方式もいい課題。
阿部: 実行委員会の段階では、なかなか出られる状況でなかったので、感想を言える立場ではない。新しい可能性の扉を開いておく、自衛隊や消防が来てた、びっくりした。実行委員会がすごく大変だったと思う。県行政の人も一生懸命協力したことが分かった。今までになかった可能性。貴重なこと。これを次にどう生かすか、伊賀ではこうだった事を伝える。やっていくのが当たり前という点で防災だけでなく、コラボレーションをきづける。先につながる点を考えてみて、有効に情報を伝えるやり方、ポイントをきちんと抽出してきちんと伝えるのが大事なテーマ。ここへ来ると接点があるのかなというのがいい。乾さんの試み、混乱などもあっただろうが将来的には大きな可能性があるので、これからの電子社会にとって災害と電子情報という大事な切り口である。頭で考えてるより手で触れるのが大事。もっとスバラいいものになっていく。人が集まるかどうかでは、言葉が古い。災害、震災、などより生活用語で表現できるほうがいいかも.あまり期待をかけないで回を重ねて、中身の濃さを心がける必要あると思う。義理できた気持ちも半分あるし、それが人。
中村: 確かに、震災、防災より違う言葉、生活の中で日々防災を考える習慣があまりなかったので、今回集まってくれた人は趣味と同じレベルで防災を考え様と生活習慣の一分として表現できるものがないかとは思う。名称も伊賀で起こった過去の地震のメモリアルデーでもあったがそれを盛り込んでないという声もあった。
中瀬: 本部テントで人員が誰がどこの避難所に行ってなどの役目だと思うが現状はあくが伝わってこなくて、本部としては単なる受付で終わったのでは。外回り、広報活動をし、日本の人らはほとんど聞いてない。ブラジルの人らは手を振ってくれるが。上野は外人も多いし、ネットワークというならその人らも加わってもらったらと思った。
中村: 本部機能をコーディネートを訓練するという意図だったが市民が少なすぎて訓練にならなかった。無線が思うようにうまく使えなかった。200メートル先の情報があまりやり取りできなくて、どのルートがどう言う情報のやり取りをするのか、中身とネットのつなぎ方がごちゃ混ぜになっていた.やり取りしながら自分が伝えるべき情報が分からなくなってきた。訓練としての仕掛けが鈍かった。伝わりやすいテーマ設定をするべきだった。
安部:会場全体の雰囲気、グランドフィナーレのとき進入路を少し変えたら人が入るなどトータルコーディネートが大事。常に真中に集まってきて考える。イベントとしてのまとまりなどうまく拡販していく技術も大事。企画性やアイデア、失敗してもいいからやってみる、大事なこと。行政が主体でいろんなイベントをいたが、1つのパターンがある。でも我々でしか思いつかない木目細かいものをもっと出していく、受付のし方など、もっと活かしていく.
中瀬: 各ブースにいる人に一人ずつ集まってもらったりも大事かも.
中村: 平野さんからの指摘で、起震車とエアドームテントの移動をした。当初、自衛隊の作業を考えてあけてあったが良かった。
阿部: せっかく集まってきて、来る目的はできるだけ名刺交換など人と人が触れ合えて知り合えることが仕掛けとしてほしかった。いろんな人が来てるのにそのまま帰るのはもったいない.今度大会するときは、発想を逆にする。
南部: 受付に行くと上のものと直接話ができるのが大事。動員できた人は、ご飯だけ食べて・・・ということも見かけなかったと思う。
杉永: 炊き出しをしてたので他は回れなかった。感じたのは人の配分、余ってる人もあっても動かない、人間の本性を見た.本部で情報を集めて配分してほしかった。失敗ではないと思うのは、関係者が一箇所に集まった。結果はどうあれ集まれたことが評価できると思う。また別の市民活動でも協力できてるのでうれしい。動員は、あるのは知ってたが、ボランティアフェスティバルとあったので、ボランティアだけかと思った。5月の発表では頭から消えるので、もっとうまく使ったら良かったと思う。ラリーと訓練でうちだしたのは、一般の人の頭に入ってしんどい思いをしてやりに行くこともないと思った。きた人には真剣に回ったりしてよかったと思う。
中村: 市民生活全般に渡っての落とし込みがまだまだ難しいと思った。
本城: 実際災害が起きれば自発的にくるが、本当の事件事故が起きれば参加するが、あまり参加がなかった。活動してる人たちのフェスティバルということで物足りなかったのでは。自己満足に終わってるめんも多々あったのでは。普段からプロは訓練してるが素人はうまく動けないので、もっと訓練があってもいい。起きる前、地域活動、町づくりなど、事前の備えがもっともっと大事.鍛えたり備えることは必要。
中村: 成果と課題、イベントとしては、組織的な動員を図るべきではないか、場所はもっといきやすいところ、PRはもっと検討すべきなどがあるが、災害地を想定した場合に、今回のことで考えておくべきことなど、もう少し意見を下さい。今後、いろんなジャンルで市民活動、行政、関係機関が連携を取る機会ができてくると思うが、
野呂(松阪): 広域で、主催が三重県とNADみえというものでもいろんな団体が集まったのはよかった。情報開示なども必要だった。それを踏まえた上で検討もできた。現場で人数が足りなかった点では、7階では村田さんがコーディネートしてくれた。そんな人をいろんな点に配置できたらよかったのでは。シュミレーションといえども、ボランティアの存在を行政の方に認知してもらう、立場を入れ替えてもらって立場を分かってもらおうというのが最大のねらいだったが、うまく行かなかった。立場を離れてくれなかったのが残念。
中村: 大事なポイントですね。それまでのスタンスを入れ替えて、何かに参加するのは組織人であればあるほど難しい。市民団体の市民活動の一分というご理解も難しかった部分もある。防災に関わらず、全ての社会活動において、考える部分。
畑中: イベントか訓練か、行政かボランティアか、線引きがはじめてのことだったので、はっきりしなかった。これまでの行政のスタイルにとらわれた。役割分担を決められればよかったと思う。
中村: 今後、早い段階での役割分担、具体的な提案の中でのPRも
畑中: その場、そのときでは動きにくいので、事前に分かっていれば協力もできたのでは。
乾: いろいろあったのが、実際の災害時においてはそんなにうまく行かないので、いい感じではなかったか。どこまで何ができるのかという探り合いができたのでよかった。もめたり分からない部分もあったが、本当に近かったのでは。
中村: 準備段階の仕事は探り合うこと。すぐにご理解いただいて協力してもらうのは難しい。探り合う作業を半年ほどして形になった。積み上げるものが身のあるもの。これからの段階。イベントとしての成果と課題での指摘で、本当に災害を想定した場合、今回の行事を通して出たものは、
中瀬: 連絡網があれば.
中村: ボランティアセンターなるものがどこかにできた場合に関わる人らの連絡網のこと。県民局と各伊賀圏内の連絡網は、今現在話し合われる場がないと聞いた。
野呂: ライフラインとはあるが、ケーブルとはない。
南部: 一番よく分かる場所に受付がほしい。よく分かる体制でないと、いけない。
中村: 県民局が災害時にはメリットがあるという想定でしたが、もともとの前提はどうだったかという前提、はたしてここが適しているのか。勝手に集まる。伊賀では名阪の近辺、地域の情報に近いというものであれば、ここを目指すことが考えられるかと思った。
森西: 広域の拠点.
中村: あちこちに拠点はできても大元はどこかということ。
乾: 県民局単位でセンターをと言っている。できるだけ早く立ち上がる単位は県民局単位。
森西: ここはここと決まっている点ではいい。
南部: 上野と考えたらお城と考える。
堀端: 訓練はしていくが、自分らの感覚で県民局と思ってても、行政とは違うこともある。日ごろからのつながりで確認しておく必要がある。ボランティアとして情報をキャッチするときに市では情報が来るのか、ボランティアセンターへ情報を流すのでそこでキャッチして、ボランティアセンターではそんなこと知らなかったと言うこともあったので。
中村: 各機関の合意の中でここを使えたことはよかった。土地柄、条件によって変わってくる。
堀端: 市役所であったり、ボランティアセンターであったり。確定していない。コミュニケーションの中である程度明白にしておく必要がある。
佐藤: これまでの図上訓練では2箇所出ているが。
阿部: いろんな所があって、センター機能が果たせるかどうかは、誰がそこで一番信頼されるか、時間がたてば徐々にできるが、混乱時にはまとめられる本物のリーダーでないとむりだと思う。現実問題として大事。総代さんが全てではない。現実処理能力がないと無理。活動しててもそういうものがないといけない。普段から人一倍、考えたり技能を持ってる人や・・・が大事。
中村: 行政と民間機関と事業を展開。伊賀でこう言うものがあったというのは、三重県であったと言うもの。継続的に将来に向けてやっておくことはどうか。自衛隊は知事の要請があった。開かれた自衛隊、パートナーシップの場を求めてたと言うことがあった。
乾: コンタクトはとっていたが難しいとは思っていた。自衛隊はやりたいと言うが県が乗っかってくれたのでうまくいけた.
中村: 久居の駐屯地は今後も協力は惜しみませんといってくれた.
阿部: 今回のものを一冊の本にまとめる必要がある。
中村: 今回何とかしたかったのは消防団の隊員の人。ボランティアと言うより作業員と言う動きをする人らにボランティアを知ってほしかった。
中瀬: できる地域とできない地域がある。
阿部: できるだけ異分野の人たちとお友達になりたい。
森西: 市民と自治会など、性質が違う。話し合えば分かることでも話し合おうとしない。接点をどこかで持つ地域が出てくると変わると思う。
堀端: 市の自主防災を推進してる人と話をしたら、各公民館や自治会の役員と話をして顔つなぎをしたら、市役所を通さないと来てくれないこともできる。行政が一緒になって歩み寄れることを目指している。
阿部: 以外に小さい動きでやっているが、窓口になってる人たちに集まってもらって、問題の討論会をしたりするといい。非常の時の名前がノミネートされてる。異分野の人たちが話し合うのは大事。一番大事なのは臨機応変にみんなが手をつなぐこと。それが大事。
堀端: NADみえからやってきて、自分たちが勉強するのが中心で、一般の人らがどう言う気持ちだったかが、どちらかというと主体者側が市民の事をわかってるのか、足りない気もする。
阿部: 企画を立ててテレビに流せばお茶の間で見る。それも大きい。
中村: 上野では特集を組んでもらったが、つなげないと広がらないかと思う。
岸畑: コーディネーターを要請することが目標.7月29日に第1回の検討委員会をする。防災訓練のほうは、地元ボランティア団体のくわぼーさんにいろいろ企画を立ててもらっている。
中村: 対外的に入ってくるようなボランティアを想定した議論を重ねる必要があると思う。
本城: 非常事態のチームがすぐ飛んできて、連邦政府チームが常時あり、そう言った意味で県のそう言う対応、非常時に対処できるようなマニュアルなどあれば、
乾: 全体の感想。非常に、何にしてもいつ誰かが切れると思いながら何とか成功させてきた。災害時には良い面と悪い面がある。災害時に大事なのは強烈なインパクトのあるリーダー、配置、役割分担ができるリーダーが大事。平和的なリーダーでは無理。バランスをうまく、三重県は三重県らしい、伊賀は伊賀らしいいいものを。時にはそれだけではだめと言う強いリーダーシップを持った人が大事.専門性を強力に発揮.ある程度の頑固さ、頑固だけではだめ、臨機応変に柔軟性を持ってチェンジできる頑固さ、がイベントや災害救援をする上で大事だと思う。
阿部: 仕掛けができないと本当の意味の力にならない。時系列で変わってくると思うが。ネットワークで電話一本で話ができるか、リーダーには大事な条件。
佐藤: 普段話し合ってても、いざと言うときどうかと言う問題があると思う。実例がそれぞれにあると思うので、入手できるのであれば、年間の実例として情報開示してもらい、現在の流れと言うのもを知りたい。
阿部: 全国のボランティア関係の掲示板をさせてと国土庁に具申をしてると聞いてる。が、日本全部はまだそこまで言ってないのでは。また、そこだけでいいのか。
中村: 三重県下としては、安部さんのほうから伊勢湾台風四十周年の企画が来てます。
阿部: 開催期日は12月4日、5日、県の消防学校です。消防学校は70人くらい宿泊。収容は300人から400人くらい。第1回全国、と言うことで呼びかけている。全国いろんな所へ行って、その土地土地の災害を知る。
中村: ありがとうございました。

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